FACT FULNESSとは
2019年1月、日本でFACT FULNESSが発売された。
本書の趣旨を一言でと要約するならば
「世界は思っているよりずっと健全」だ。
本書は筆者からの13の質問で始まる。
どれも世界の現状についての質問で3択問題。
一問抜粋してみると、
世界中の30歳男性は、平均10年間の学校教育を受けています。同じ年の女性は何年間学校教育を受けているでしょう?
A.9年
B.6年
C.3年
答えは A.9年だ。
ちなみに僕は3年だと思った。世の中を悲観的に捉えすぎているらしい。
この問題、結構難しくない?
こんな感じの主に男女間および経済格差についての13問の質問が出される。
恐らく何も知識がない人は1問ぐらいしか正解できないと思う。
本書ではこのような勘違いが生まれる理由について具体例を交えながら教えてくれる。
さらにそういった勘違いを今後しないための対策も。
読んでいて嬉しくなるような内容なので、ネガティブ思考の人にオススメしたい。オヌヌメ。
FACT FULNESSの面白かったところ
全てを要約するとキリがないのです。
本書は約400ページと分厚いんです。
よってここから先は僕が本書で印象に残っていることを書いていきます。
その1.死刑制度がある国の数(195か国中)
1863年、世界の193か国で死刑が行われていたらしい。
それが2016年には89か国まで減少。
本書では「減り続けている16の悪いこと」というテーマで、
この死刑制度を行う国の数について取り扱っている。
死刑制度があるって悪いことなんですかね?
死刑についてあまりにも何も知らない僕は死刑肯定派。
その理由は以下の2点。
- 終身刑で服役している囚人の生活費は、
税金で賄われているため税金の無駄遣いだから。 - 死刑という強烈な見せしめ要素のある刑罰により、
凶悪犯罪を未然に防ぐことができるから。
僕が想像していた上記の2点について調べてみると、
2点とも半分正解で、半分間違いらしい。
まず税金について、死刑を執行する場合、絶対に冤罪であってはならないので何度も何度も裁判を開く。
その裁判は税金によって執り行われている。
かつ刑が確定していない囚人は刑務作業に取り組むことができないので
刑が決定するまでずっと何も生み出さない期間が続くらしい。
なるほど。確かにそれはそれで税金の無駄遣いだ。
死刑により凶悪な犯罪を未然に防ぐことができると思っていたが、
これも一概にそうとは言い切れないらしい。
国によっては死刑制度が廃止されたと同時に凶悪犯罪が増加した国もあるが、
逆に減少した国もあるそう。
僕の予想は正しくなかったらしい。この気づきもまた新たなFACT FULNESS。
良い勉強でした。
このサイトに死刑について色々と書かれていたので興味がある人はどうぞ。
なかなか勉強し甲斐がありそうなテーマなので、いつか死刑に関する本を読みたい。
ちなみに現段階で死刑が残っている国でGDPとの相関関係は一切見られない。
アメリカ、中国、日本など裕福な国でもソマリア、ウガンダのような貧しい国でも死刑はある。
死刑を廃止した国では「死刑は犯罪者の更生の機会を奪う時代遅れな刑罰」という主張をしている国もあるそう。
「死刑になるほどのエグい犯罪をした犯した畜生が更生なんてするわけないだろーが」と僕は思うがどうなんだろう。
奈良市議会議員のへずまりゅうを見ても「更生した」とか言いながら
中国人や他の議員を恫喝したり、結局SNSに寄生しているだけだし、
本当に悪い人間は更生なんてしないと思う。
「死刑は犯罪者の更生機会を奪っている」と言っている人たちは、
その極悪犯罪者が再犯で捕まったら、次はなんて擁護するのかを聞いてみたい。
死刑について熱く語り過ぎました。
このペースでまとめていたら長すぎるので、
ここから先は次の記事で書いていきます。ご覧くださいまし。
終わりに
本書のなかにドルストリートというWebページが紹介されている。
これは世界の人々の家が1本の道に面しているとし、左に行くほど貧乏な人が、右に行くほど金持ちな人が住んでいる道としている。
もちろん無料です。




コメント