経済合理性を越えるフィルムカメラの魅力

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フィルムカメラの悪いところ

「フィルムカメラの楽しさ」というタイトルの記事なのになんで悪いところから始めるんだ、って感じだが、フィルムカメラを語るうえでデメリットを語ることは絶対に必要なことだ。

僕は社会人1年目からフィルムカメラを始めた。
最近流行りの「写ルンです」などもフィルムカメラの一部。

フィルムカメラを一言で説明するならば「不便極まりないカメラ」だ。
撮影直後に撮った写真を確認することができないし、暗い場所ではフラッシュ無しだと撮影不可能、現像コストもめっちゃかかる。経済合理性の観点から言えば論外である。

コストを概算してみると、36枚撮れるフィルムが2000円+現像してスマホ転送が1800円、合計して3800円。

これを36枚で割ると、撮影して確認するのに約106円/枚!
1回シャッターを切るだけで約106円かかるし、更に写りが良いか悪いかも現像に出すまでは確認出来ない。
デメリット過ぎるなぁ…

しかしそれ以上の楽しみがあるから、僕は5年前と変わらず今も楽しくフィルムカメラで写真を撮りっている。

実際に僕がよく使っているフィルムカメラ、PENTAX17。
僕は公式サイトから抽選で申し込んで約10万円で購入したが、Amazonで現在7万円台で売られていて衝撃。
フィルムメモフォルダーには現在使用中のUltaraMax400を入れている。
ごろごろにゃんすけのシールを貼って可愛くデコレーション。
ちなみにこのカメラはハーフカメラと言って36枚撮りのフィルムを入れると倍の72枚撮れる。
説明は割愛するがとにかくコスパが良いカメラ。外観も美しいし購入してすごく良かった。https://amzn.to/4f5k

フィルムってクリスマスイブみたいなもの

僕は友人の影響でフィルムカメラを始めた。
でもそれよりも前から高性能なデジカメが欲しいとずっと思っていた。
しかし、学生時代は極貧だったため買うことができなかった。週4日も中華料理屋でバイトしていたのになぜ全く金がなかったのかは謎。
社会人になったら、高級デジカメを買ってやろうと目論んでいた。

そんな僕は大学卒業後、運良く航海士という世界を巡る仕事に就くことができた。
「世界の美しい景色を撮影するため、最高なデジカメを購入しなくては!!」と考え、色々な商品を検討したが結局どれが良いのか全く分からなかった。

そこで僕は仲の良い同期が勧めるがまま、フィルムカメラから始めてみることにした。
彼からカメラを借りて実際に撮影してみると、上述したような不便なことが発生した。
しかも現像してみると写真がボケていたり暗かったりで全然良い写真が無い。

でもその36枚全ての写真をどんなシチュエーションで撮ったか、どんな写りであってほしかったかなどその時の状況や心境を明確に思い出せた。

これはつまり「1枚1枚を真剣に撮っていた」ってことだ。
この真剣さこそがデジカメやスマホのカメラにはないフィルムカメラの良さだ。

この感覚は自分で体験してみないと絶対に分からない。

この感覚があるから現像依頼を出してから、返ってきたデータを確認するまでの時間がとても楽しい。

「あのとき撮った写真が綺麗に映ってたらいいなぁ」と考えながら待つ時間。

あれはクリスマスイブみたいな時間だ。

いざデータを受け取ると期待通りには映ってないこともよくある。
でも逆に期待していなかった写真がめちゃくちゃ良かったりする。

かっこつけた言い方をすると過去の自分からタイムカプセルが送られてきたような感覚。
タイムカプセルを読み返すと、書いてた時は何の気なしに書いてた文がすごく価値あるものだったりすることがある。あれと同じ感覚だ。

さっきから「感覚」という言葉を繰り返しているがフィルムカメラの良さは感覚の世界の話だ。
つまりフィルムカメラは完全に自己満なのだ。

口述するNikomat ELで撮影@パタヤ(タイ)
老夫婦が仲良さそうに浮かんでいて素敵すぎる景色だった。
「こう写っていて欲しい」と思った通り過ぎる写真ですごく嬉しかった。

まずは写ルンですから始めてみよう

ここ最近写ルンですは大人気でずっと売切れだし、現代人でも僕が言う「感覚」に共感する人が大勢いるんだと思う。
同製品は2026年現在Amazonにて2600円というヤクザ価格で売られている。すごく高い。

でも試しに一度使ってみてほしい。

それでハマったら本物のフィルムカメラを買ってみれば良い。

ちなみに僕が初めて買ったフィルムカメラはNikomat ELという1972年製のもの。
写ルンですよりも断然綺麗だし、シャッターを切る時の指に伝わってくる感覚が最高のカメラだ。
僕が手にするまでに何人の手に渡り、どんな思い出を切り取ったんだろう。

このNikomat ELを選んだのは店で最も安かったからだ。確かレンズ込で1.2万円とかだったと思う。
カメラのナニワ鹿児島天文館にて、ロン毛の若い店員さん(イケメン男)から購入した。
買った瞬間のドキドキを今でも鮮明に覚えている(店員がイケメンだったからドキドキしたのではない)。

購入する前も後もめっちゃ親切にカメラのことを教えてくれて嬉しかったなぁ。

そのカメラで初めて撮影したのはその店員さんだ。
「僕なんかに最初の1枚を使うの勿体ないですよ~!」と言われたが、あのとき撮った写真を見ればいつでもあの人のことを鮮明に思い出せる。あの写真を撮って本当に良かった(繰り返すが僕はゲイではない)。

そのカメラは写りも綺麗で愛用していたのだが、雪の上に置いたところ明るさを示すメーターである露光計が壊れてしまった。めちゃくちゃ後悔。

お金に余裕があるならば、こんな感じの一眼レフフィルムカメラから始めても良いと思う。

Nikomat ELについて分かりやすい記事を書いている方を見つけたので是非。

写ルンですで友人を撮影@モロッコ
やっぱり画質の粗さが目立つ。
それに思い通りに撮影できない部分が
多くて撮っていてもどかしい気分になる。

良い写真とは

人によって良い写真の定義って全然違うと思う。これもまた自己満の世界。

コンテストで入賞した写真でも自分には全然刺さらない、なんてことは写真の世界ではあるあるだ。

そもそも人によって好きな構図は全く違う。

僕の場合は友達とその背景を撮影することが好きだ。海とか砂漠なんかが最高。
しかもなるべく自然な表情を撮りたいので、いつも許可を取らずいきなりシャッターを切る。
やっていることは完全に盗撮(友人の皆さん許可なく撮ってごめんなさい。知らない人は撮っていないのでご安心ください)。

そんな撮影方法だから被写体が目を閉じていたり、ブレブレなこともよくある。

でもごく稀に「全てが完璧だ!」って写真が撮れていたりする。
そんな写真は見返していて嬉しいし楽しいし、もっとたくさん撮りたくなる。

それが僕にとっての良い写真。

僕以外誰も認めてくれないとしても、それは絶対に良い写真だ。

大学卒業以来会っていなかったかつての親友と5年ぶりに遊んだ時の写真。
5時間スマブラをやり続け、大学の頃に戻ったみたいで良い時間だった。
彼はベランダでタバコ休憩中。
写真の背景にあるストーリーを聞くと良い写真に見えてこない?

終わりに

前回の記事で簿記の勉強を始めると公言してから3日経過。
現在までの総勉強時間は1時間。このペースの勉強でワイは大丈夫なのか?

全然勉強しなかった言い訳としては、ここ3日ぐらいギターの基礎トレ(クロマチックスケール)をやりまくっていた。かと言ってギターが上手くなった実感は全然ない。

2月中に絶対簿記は合格したい。2月27日にCBT(テストセンター的な場所)で受験する予定。

そういえば明日にTOEIC(12月20日受験)の結果が発表される。
テストが終わった瞬間は「あ、900点を越えてるかも」って思ったが改めて考えてみると多分越えていない。

900点を越えるまで受験し続けようと思っているが、めんどくさくなるんだろうなぁ。
TOEICについても簿記と同じく、テストを予約して自分を追い込む作戦でやればいっか。

2026年の目標にも書いたが、今年は写真のコンテストにも応募したい。
応募したいなら自分で調べないと話は始まらないのでこの記事を投稿後に調べてみます。

やりたいことがいっぱいありすぎて忙しい。でもこれってほんとに幸せなことだ。
全部で何かしらの成果を得られれば最高だ。

夏の夜中に友達と葛西臨海公園?でギターを弾いている写真。
「誰かと話したい夜ってない?」って僕が送ると、
彼が「あぁ~、俺も今日そんな気分だわ」って返事をくれた。
深夜までやっている喫茶店へ行ってから海へ行った。
めちゃくちゃゲイみたいな日の写真。何度も言うが僕はゲイではない。
これも僕にとってはめちゃくちゃ良い写真。

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